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原田諭起子 (1967年岐阜県生まれ)装飾作家 デザイナー・プロデューサー
油絵を描く父と既製服のお針子だった母のもとに育つ。ヨーロッパ旅行の際各国の工芸品や洋服の素材に感銘を受け、またそれによって日本文化の素晴らしさを再認識するようになり、以後茶道、華道、和裁、そしてアクセサリー製作を学び始める。高松に引っ越した後、穏やかな瀬戸内海で養殖される真珠や広大な太平洋で育つ珊瑚にインスピレーションを受け、1999年Matsuyoiを立ち上げる。真珠や珊瑚のアクセサリーの他、大正~昭和(1920年代)の和小物や古布、海外のアンティークビーズやレースなども使ったオリジナルアクセサリーを制作する。往時の職人達が丁寧に作った小物のパーツや生地に新しい感性を吹き込み、世界にたった一つのアクセサリーを生みだすことに情熱をかける。また、最近では阿波藍染や大島紬、京丹後の織物など、日本の伝統工芸を素材にしたアクセサリーも制作。国内外で注目を浴びている
現在まで年数回のデパート等の展示会の他、ファッションショーやブライダル、オペラ等の舞台衣装装飾品の制作・コーディネートを務める。2012年よりピアニスト、フジコヘミングのステージ衣装装飾のコラボレーションをはじめ、香川県指定無形民俗文化財およびユネスコの「プロジェクト未来遺産」農村歌舞伎衣装修復も手掛けている。